もっとホイップを!/Piece o' Cake
人数:2~5人
時間:20分くらい
年齢:8歳~
発売:2008年
作者:ジェフリー・アラーズ
評価:私⇒A 相方⇒A Mr.Jr⇒A
ケーキが食べたい・・・でもボードゲームもしたい・・・なら『もっとホイップを!』をすればいいじゃないか!!(困惑)。
ということで、ケーキ大好きな我が家で『もっとホイップを』をプレイしました。
以下ルール。
・親は5つの束に分けられたケーキ束1つを選びホール状に順番を変えることなく並べる。
・親は人数分それを適当なサイズで構わないので取り分ける。
・親以外時計回りに順次取り分けられたケーキを取っていく(親は最後)
・もらったケーキはそのまま食べる(裏返す)か、食べずに取っておくか決める。
・これを5束繰り返す。食べたケーキはケーキに書かれたホイップの個数分がそのまま点数に。とっておいたケーキはケーキの種類ごと誰が一番そのケーキを取っておいたか比べ、一番多く取っておいたひとに、ケーキに書かれてる点数が配分される。
・一番高得点の人が真の大食いケーキマスターとなる
です。
相方「イチゴのタルトは私がいただく。私が食べる。これルールに追加しといて」
Mr.Jr「チョコケーキがいいな!買ってきて!」
相方「モンブラン。抹茶。マンゴーは嫌いだからいらん。ピーチならよし」
私「おまえら、ゲームに勝つ気ないだろ。好きなケーキ食べたいだけだろ」
相方&Mr.Jr「えっ?これで食べるケーキ決めるんじゃないの?」
こんな感じでゲームを行い結果、私の勝ち。もちろんケーキは買っておりません。見栄えの良さはもちろんですが、このゲーム結構心理戦要素が強くて、絶妙な駆け引きが楽しめます。全員自分が何を取っておいて最終決算で得点を得ようか見えるので、親はそこも踏まえて切り分けるのですが、その際に親は自分が最後にもらうことになるので、どのようにして利を得るか。そこをかなり考える必要があります。複数のポイント獲得手段を考慮しないと、ホイップのみの点数になりかねないのです。
見た目は甘いですが、内実苦みが強めの素敵なゲームです。