キレイがきらい/Drecksau
人数:2~4人
時間:10分くらい
年齢:7歳~
発売:2012年
作者:フランク・べベンロス
評価:私⇒A 相方⇒S Mr.Jr⇒S
キレイ?それはオレたちにとっては誉め言葉じゃないぜ。いかに自分の身が泥にまみれてるか。それが俺たちの社会にとって価値あることなのさ。ということで豚を汚した方が勝ち。『キレイがきらい』を我が家でプレイしました。冒頭のセリフ?は適当に考えたので、豚の皆様認識が異なってましたら、まことに申し訳ございません。
以下簡単なルール。というよりルールが簡単。
〇自分の場にいる豚を全部汚せば勝ち
★自分の手番ですること
・手札から1枚カードプレイ。その内容に従い処理。そして山札から1枚引く。
・カードの効果には純粋に豚を汚すカード、相手の豚を洗うカード。相手の攻撃から身を守るカードが存在する。
・ザ・シンプル
Mr.Jr「どうして豚さんは汚れた方が好きなの?」
私「ん~綺麗だとなんか違和感を感じるんじゃないの?」
Mr.Jr「きれいな方がすっきりして気持ちいいよ?」
相方「それはどうかな?」
私「ん?」
相方「私たち人間が綺麗と感じていることが、もしかしたら豚にとっては汚いことなのかもしれない。そして、彼らはおしゃれと感じ一見汚い様に見える装飾を施しているのかもしれない。それは豚の世界にしか分からないし、我々人間が口をはさむ必要のないことだ。ただ、他人(豚)の視点にたって考えて、どうしてそうなのかな?と想像を膨らませ、気持ちを慮ることは今後の生活により良い刺激を与えることになる。生きていく上で自分の考えを持ち、かつ他人の視点を考えることはより有益な人生を歩むうえで今後求められる能力だと思えるからね」
私&Mr.Jr「(このゲームでここまで考えるか・・・)」
上記の考察等はさておき、超シンプルかつ気楽にできるゲームで小さなお子様も楽しめるライトなゲームだと思います。手札にくるカードのランダム性があるので、純粋な戦略性はないですが、自分の手番の時に自分の目的達成のための手段を選ぶか、相手を邪魔するか。そこの自身の葛藤がキーになるゲームだと思います。「綺麗にしてやる~」「やめろよ~」こんなほほえましいやり取りを体験したい方おすすめです。ファミリーでやるのが一番盛り上がりそう。