カルタヘナ/Cartagena
人数:2~5人
時間:30分くらい
年齢:8歳~
発売:2017年
作者:レオ・コロヴィーニ
評価:私⇒A 相方⇒A Mr.Jr⇒A+
今回プレイしたのは新版のカルタヘナで初版は2001年で、同年にドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた本作。新版ではカルタヘナ2にあたるバージョンも同梱されてますが、今回は基本ルールでプレイ。
内容は、監獄に閉じ込められた各チームの海賊たちを脱出させるゲーム。脱出するには様々なアイテムが書かれたカードを使用して、そのアイテムの位置まで移動することを繰り返す。もしくは後退して、カードを補充する。自分の手番にできるのはこの2つのうちいずれかで、3アクションの内訳は特に問わない。3回とも進めてもOK。後退してカード補充でもOK。
黒がMr.Jrで赤が私。緑は相方。Mr.Jrの戦略はひたすらに進めてゴールを目指すもの。相方はバランスよく進めるので、進みが遅め。私はノープラン。そのため、Mr.Jrは手札補充が覚束なくなることが少しあり、手札をすべてなくし、次のターン手札1枚補充しかできないというのを2回くらい繰り返していた。でも、後半それだと効率が悪いことが分かったのか、後退して2枚補充するなど、戦略的になっており相方と共に「おーすげぇ」と感心。そんな中相方は文字通り3歩進んで2歩下がるを繰り返してなかなか進めない。思い切りの良さがこういう時は出ない(前回のコスタリカの時は思い切りがよすぎて自滅していましたが・・・)。私はそんな二人を尻目になんかそつなくこなし全員脱出し1位。このゲームは勝つ人間を決めるゲームなので相方とMr.Jrは必然的に負けに。
やること自体はものすごくシンプルなんだけど、どこで進めるか、どこでカード補充をするか意外に戦略的なことが求められる。また、他の人がここでカード補充するだろうから、その前に自分のコマを進めるもしくは下げるかして、より後退させるなど、シンプルな部分に対しての駆け引きがあってとても面白い。相方は「勝ち方が分からない。でも面白い」と。Mr.Jr別の日に「海賊のやつやりたい!」と言ってたのでかなり気に入っている様子。他ルールでもやってみたいと思う。面白いです。