ブロックス/Blokus
人数:2~4人
時間:15分くらい
年齢:7歳~
発売:2002年
作者:ベルナール・タビシアン
評価:私⇒A 相方⇒S Mr.Jr⇒S
ボードゲームにも様々な名作が存在しますが、その中の一つと言っても過言ではないのがこの「ブロックス」だと私は思います。「カタンの開拓者」「カルカソンヌ」「ドミニオン」等のゲーマーズ向けのボードゲームとは違い、こちらはファミリータイプ向けのどちらかと言えば知育玩具より。だとは思いますが、それでも大人同士でやってもかなり白熱した頭脳戦が楽しめると思います。
ルールは各自が好きな色のブロック群を選択し、ボードに順次配置する。配置の仕方は、自分の配置したブロックの面に接することなく、角だけ接するように置いていく。最終的に全員が置けなくなったら、手元に残ったブロック分だけマイナスポイントになる。という感じ。今回は3人プレイなので、ノープレイヤーの黄色は、時計回りで順次置いていくルールを採用。
相方「あぁ!!もう!なんか恨みでもあるの!どうしてそうやって人の邪魔ばかりするの?他の方法があるのにどうしてこっちにばかり来るの?ほんと信じられない!」
Mr.Jr「いぇ~~!強いだろ!!」
私「あははは。まぁなんとかなるよ~」
相方「どうしてそんな能天気な発言ばかりしてるんだ!今日ご飯は私が決める!それをお前たちが作れ!」
私&Mr.Jr「ちょっ!横暴な~」
相方「我が家ではこれがルールであり、私がルールよ!」
私&Mr.Jr「(自分が弱いだけじゃん・・・)」
というやりとりが行われ、常軌の様子だと圧倒的に不利な緑。でしたが・・・。
この後、青の不可思議ダンスのようなブロック配置。また、それに伴う赤の凡ミス等が重なり、なんと緑が1位に。赤は2位で。青が3位。
相方「あはははは!!!見ろ!!私がやっぱり強いじゃない!!所詮君たちは私に平伏すことになるのよ」
私&Mr.Jr「あの・・・ごはんは・・・」
相方「ん?あぁ~それなら作ってあげるから、まぁ今回は許してあげましょうかね」
私&Mr.Jr「(単純だな・・・)」
と、こんな感じにサクッとできるボードゲーム。相手を邪魔するか自分のブロックを上手く配置するか。自分の手番でどちらを優先して行うか悩むプチジレンマ。なにより素敵なのが、幼いお子様でも比較的ルールを把握しやすく、子供相手にも大人が本気でプレイできること、これは結構燃えますよ。