初心者ボードゲーム一家の備忘録

ボドゲにハマって数日の家族の備忘録

ヒットマンガ/Hit Manga

人数:3~10人

時間:10~20分くらい

年齢:6歳~

発売:2010年

作者:よしだ まさのり

評価:私⇒S 相方⇒S Mr.Jr⇒A

 

国内メーカーから販売されたボードゲームヒットマンガ」。簡単に言えばイマジネーションかるた。面白いのか?と思いつつ家族でプレイしましたが、これが面白かった。

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小箱を一回り大きくしたサイズの箱。ザ・漫画テイスト。

ルールは単純でタイトルにもある通りかるた取りをすること。より多くとれた人が勝ち。ただし、読み札と取り札は共通していて、いずれも漫画の一コマが書かれている。セリフ抜きでね!それを、親がイマジネーションを豊かにしてセリフを考え、親が考えたであろう読み札を取り札から見つけて取る。お手付きは各々1回まで。親のイマジネーションが伝わらなかったら、親はマイナスポイントを受け取る。といった感じ。なので、うまく伝わるように考える必要がある。

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これが取り札。同じものが読み札としてある。イマジン。イマジン。

やってみるとわかるけど難しい。最初に自己表現をすることへの拒否感。羞恥心。が出てきてうまく表現ができない。そして、そんな恥ずかしさにまみれたセリフなどは通用せず、周りには伝わらずマイナスに。一方でMr.Jrはふざけながらも的確に絵から必要情報を読み解き相手に伝えていてすごいと感心。なぜか不明だが「みんな。〇〇だ。逃げろ。気をつけろ」とちょっとリーダーっぽいセリフが多かったのが印象的。一方相方は擬音多め。「じゃじゃ~ん」「ばぎょ!」みたいなセリフが多い。私は見当違いなセリフが多く、二人に「はぁ?伝わらん!!」と一蹴される。表現の世界は厳しい。

 

このゲーム意外に高度なゲームだと思う。大喜利に近いものもあって、笑いを取りに行くわけではないけど、絵から情報をうまく読み解きかつ似たような取り札もあるので、そことの差別化を図る必要がある。読み解いた情報をうまく第三者に伝えることができるか。イマジネーションを言語化できるか?ということも問われており、想像力と語彙力などをかなり必要とされる高度なゲームだなと感じました。特にお子さんにはいいのかもしれない。笑いもあるし、コミュニケーションとしてももちろんだけど、とても素敵な作品で買ってよかったです。

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「じゃんじゃじゃ~~~ん」 by相方読み札。 今日の1枚。

 

 

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