ビブリオス/Biblios
人数:2~4人
時間:30分くらい
年齢:10歳~
発売:2007年
作者:スティーヴ・フィン
評価:私⇒A+ 相方⇒A Mr.Jr⇒A
中世の写本師として、写本に必要な材料を入手して、より価値のある材料を入手した人が勝ちというゲーム。箱からして中世の雰囲気ムンムン。ハリーポッターの杖選ぶお店みたいな感じ(通じるのか?)。
ゲームは2パートに分かれていて、第1はカードドラフトでカード入手。第2は入手したカードで材料を競り落とす。最後に得点計算というもの。セリゲーム&カードドラフトは我が家では初?なので、全員イメージができなかったが、やってみるとなるほどね・・・という感じで、全員うんうん言いながら黙々とカードを回してました。
サイコロが各資源の現在価値で最大6。各々各資源を落とすためにカードを該当するカードを集める。でも、競りで落としたいからお金もほどほどに集める。
そして競り。
「はーい!赤の1!赤の1!赤の1!1金貨1枚からだよ!次は金貨2以上!2以上!!」
こんな感じで競りが始まる。相手が何を落とそうとしているのかここで大体わかる。また、どれだけの予算があるかもなんとなく予測がつき始めるので、なるべく金額を釣り上げて後半お金を使わせないようにうまく競りに参加しておきたいところ。そんな風にして色々考えてたら、ある一人が高額なお金でガンガン資源を競り落としている。
Mr.Jrだった。
相方が「金貨1枚で」くらいで最初に張ると、すかさず
「金貨6で」
私、相方(ろ、6倍だと・・・)。
と、驚異的な競り落としで我々を驚かす。しかし、Mr.Jrは手札獲得時に積極的にお金を得るという我々の逆の作戦をとっていたので、お金は潤沢にある。それが功を奏し、競りでは圧倒的に強かった(ルールをちゃんと把握していたか不明だが)。
最終的には上記の写真のように私が勝ったが、このあともう1回行ったところ、Mr.Jrの強引な競りおよび資源価値のつり上げにより、Mr.Jrが勝ちました。子供にとっては難しいかもしれないけれど、おそらく大人の枠にとらわれないプレイを見せてくれるので、かなり刺激的になりおすすめです(しかも子供は常に手札公開というハンデつき)。