マンカラ・カラハ/Mancala Kalah
人数:2人
時間:15分くらい
年齢:たぶん3歳くらいからでもいける
発売:2018年(マンカラ自体は紀元前)
作者:日本レクリエーション協会(もともとの作者は不明)
評価:私⇒S 相方⇒S
それは紀元前のはるか昔。アフリカ大陸で産声を上げたアブストラクトの名作『マンカラ』を相方とプレイしました。なお、今回は幻冬舎から出てる「マンカラ・カラハ」を。マンカラ自体の大まかなルールは他の商品でも同じだと思います。
以下ベーシックルールについて簡易に。
〇勝利条件は自分の穴に入っているすべての石を取り除くこと
★自分の手番にすること
・どれか一つの穴を選び、そこに入っている石を、石を取った穴から自分から見て右周りに穴に1つずついれていく。自分の穴に収まりきらない場合、相手の穴まで入れていく。
・これを交互に繰り返す。
・シンプルって素敵
相方「勝った」
私「負けた・・・」
相方「私の頭の良さをまた証明してしまったようだな・・・」
私「まぁ頭いいしね。実際」
相方「ただ、未だにこう公式というかセオリーみたなものが自分の中で確立できてなくてね。非常にもどかしい気持ち」
私「よく、他のアブストラクト系は終わった後に論理的考察をしてくるのにね」
相方「なんか考えなくても勝ててしまったから」
私「それは暗に私に対して、脳筋と言いたいのか」
相方「まっさぁか~~~(笑)」
私「言葉と態度が一致してないぞ。おい」
とりあえず石が綺麗ですね。これも結構大事だと思うけど、シンプルな物が好きなのでとても高評価。他の商品によっては、石の色が統一されている物もあったり、それもいいな~とか思ってしまう。
ゲームとしてはルールがシンプルなのに奥深い。運要素無しのアブストラクトゲーム。大人と子供でやっても、おそらく大人が本気出してしまいたくなるようなゲーム。結構ムキになってしまいそうだし、実際なった(大人気ない)。
長細い所が一番最後に入るように石を入れるともう一回自分の手番としてできるというルールもあるのだが、これの使いどころが肝というかまだ分かっていない。結局自分の石を早々に無くしても、相手がため込んで後半爆発してくると自分の方が溜まることになるので、いかにバランスよく吐き出せるかがコツなのかもしれない。
小さなお子さんから楽しめる頭脳戦だが一つ誤飲には注意。おいしそうに見えるからと言って、決しておいしくはないし、命がけの食事になってしまうので、小さなお子様とプレイする大人たちはくれぐれも責任をもって一緒にプレイするように。そして本気を出すように(大人げない)。