イリュージョン/Illusion
人数:2~5人
時間:15分くらい
年齢:8歳~
発売:2018年
作者:ヴォルフガング・ヴァルシュ
評価:私⇒B 相方⇒B Mr.Jr⇒D
最近小箱のボードゲームプレイが多い我が家(主に、私の小箱好きが原因ですが)。本日プレイしたのは、黒い箱が印象的なイリュージョン。
ルールは簡単。矢印で示されたお題となるカラーカードをめくり、今度は山札から奇天烈な模様が書いてあるカードを矢印の横に置いていく。置くのにルールがあり、置こうとしているカードの柄の中で、お題の色の占める割合を考慮し、場に出ているカードよりその割合が大きければ矢印より遠く。小さければ矢印よりに置く。というルール。それを各プレイヤーが繰り返し、間違っていると思った人間がダウトを宣言。カード裏面に正解が表示されているので、問題なければダウト宣言者の前のプレイヤーにポイントが。並びが異なっていれば、ダウト宣言者にポイントが入る。
誰もがこのゲームで感じることだと思うのだけど、いかに自分の感覚。特に目が信用ならないかが分かる。全然あてにならなくて、一巡した時点で大体誰か間違っている。私はこの単純明快で、インストも簡単すぎるこのゲームのアイデアはすごいなと感じていて、結構好きなのだけどいかんせんこれしかやることないから、ちょっとインパクト不足かなと。
それと他の二人からはあまり評判はよろしくない。相方的には「地味」という一言で一蹴。Mr.Jrはうまく表現できなかったようだが言いたいことはこうだ。
「ほぼまちがえる」
そう。これは、間違いを楽しむゲーム。いかに自分たちの感覚がズレてるかを楽しむのだが、幼い子。特に血気盛んな我が家のボーイには間違いを楽しむ余裕はなく、プライドが許さない。勝ち負けではなく、間違いを指摘されている感覚になるから、自分が許せなくなるのだと思う。
そういう意味では成熟した大人向けで、精神性も試されてるのかもしれない(決して自分が精神的に大人という意味ではない)。