初心者ボードゲーム一家の備忘録

ボドゲにハマって数日の家族の備忘録

ホビージャパンゲームフェスティバル2019 に行ってみました

 2019年6月29・30日に開催される(された)ホビージャパンフェスティバル2019に行ってみました。場所は東京の新宿にあるベルサール西新宿の8F。去年とは会場が異なるそうで。実際に足を運んだのですが、ぱっと見ただのビルで表にそれっぽい表記がないので、「ここ?」とたぶんなる人は多いと思う。6-7Fのフロアは工事をしているようで、工事の作業員の方が出入りしてたりして、「本当にあってるのか?」とたぶん不安になると思います。が、そこであってるので大丈夫。

 

 不安を抱えながらも無事に会場に着いた我々。会場はちょっと大きめの会議室を2つつなげたような感じの広さ。入って右側が今日開かれる「ドミニオン」「パンデミック」の大会参加者用の卓。左側が物販と、試遊コーナーという感じに。もちろん我が家は試遊と、物販目当てなので左側に。

 

 最初は試遊のシステムがよくわからず、どうすれば?という感じだったが、相方がホビージャパンの人に聞いたら、色々とやってよいとのことだったので、早速ジャンボアイスクールを我が家の相方&Mr.Jrがプレイ。相席という形で他の方とプレイ。

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大は小を兼ねる。このでかさは人を惹きつける!

コマが重くてデコピンはさすがに無理。なので、手で押して移動させる感じ。結果相方1位というまさかの展開。Mr.Jrは最下位だったけどすごく楽しそう。ちなみに、この時我が家は大はしゃぎしてて、とてもうるさかったのですが、ドミニオンの大会説明もしてたので、そこは申し訳ない気持ちでいっぱい。でも楽しかったので許して。

ほかにも・・・

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メン・アット・ワーク

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チーム3。3人で遊べる伝言ゲームパズル。

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ジャイアントアズール。ふつくしい

なんかをプレイ。写真を撮り忘れましたが、新作の『トゥキ』もやりました。簡単な感想を下記に。

・TUKI(トゥキ)

 お題に沿って積んでいくパズルゲーム。土台として支えるパーツを上手く駆使して、いかにお題をこなせるか?というもの。相方が超早く、私は超苦手。

 

・チーム3

 お題となるパズルの組み立て方を3人で力を合わせて作る。ただし、お題を見るプレイヤーは話せず、ジェスチャーで。そのジェスチャーを言葉に直すプレイヤー。そして見ることを禁じられたプレイヤーが声を頼りに組み立てる。これとても面白くて大爆笑。まだ出てないですが、買うと思う。

 

メン・アット・ワーク

 ミッション系積みゲーとでもいえようか。めくったカードに書かれたミッションを順にこなし、最後まで残った人が勝ち。相席で行いましたが、すごく盛り上がりました。ただし、かなり難しい。

 

・アズール・ジャイアン

 いわずとしれた名作アズール。ルールはもちろんオリジナルと同じ。ただ、でかい。そしてコマの質感が最高。高級感を感じる。ちなみに今は販売されてないようですが、お値段4万円ほどらしい。たかい!

 

買えり間際の物販はこんな感じ

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新作や名作が並ぶ。普段より安く売られている物も

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13時半には徐々にものが減ってきている。売れ行きはいいのかな?

モノによっては本当に格安で、箱潰れで。という理由で値下げされているものもありましたが、ぱっと見全然分からないくらいのもが多くて思わず我が家も2点ほど購入。買ったのはウヴェ様の『カヴェルナ』。と、古典的名作の「タク」。安くも変えたので満足。

 

初めて参加して楽しめるかな?と思ってましたが、想像以上に楽しんでしまい大満足な我が家。特にインストしてくれたスタッフさんには本当にたくさんご迷惑かけましたが(特にMr.Jrが)、親切に教えてくれたのでとても楽しかったです。来年もあるのかな?あったら行きたいな。

キュージェット/Q-Jet

人数:2~6人

時間:30分くらい

年齢:12歳~

発売:2004年

作者:ヴォルフガング・リーデッサー

評価:私⇒B 相方⇒B Mr.Jr⇒S

 

名作『アベ・カエサル』のシステムをそのまま踏襲して近未来にぶち込んだレースボードゲーム『キュージェット』をボドゲカフェで我が家でプレイしました。

 

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少し小ぶりの中箱。近未来のデザインってみんな似てるよね。

簡単なルール紹介

〇コースを3周より早く回ったプレイヤーの勝利。

★自分の手番にできること

・自分の手札から1枚の数字カードを出し、その分コマを進める。以上。

★いろんな制約

・トップをいくプレイヤーはカードのMAXスピードに該当する「6」のカードは使用不可

・ピットインを必ず1度しなければいけない。

・一つの枠に1台のみしか入れないので、前が塞がっていたら進めない。

・ゴールせずに自分のカードが尽きたらリタイア扱い。

 

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セットアップ。大きく感じるが意外と小ぶり。

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コース取りはレースの世界ではやはり戦略のカギ。

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最後の切り札6で追い抜き私の勝利。珍しい。

Mr.Jr「あぁ!!悔しい!もう1回やろうよ!もう1回やろうよ!」

相方「うちにダウンフォースあるし、せっかく来たんだからもっと(私)を完膚無きままに叩き潰せるゲームしようよ」

私「他のゲームをやりたい理由に悪意しか感じられない・・・」

相方「というより、最後に6で追い抜くとか、ほんと負けた人間からすると、腹が立つ!せっかく勝ってたのに、6使えないから、歯ぎしりしてはがすり減った」

私「マウスピースでもしてはいかが?」

相方「喧嘩売ってるのか?」

Mr.Jr「いくら?」

私&相方「そういうことじゃない?」

Mr.Jr「100円?」

私「よし、売ろう」

相方「こんな奴に負けたのか・・・」

 

ダウンフォース』というレースボードゲームもあるのですが、それとシステムは似ている。ダウンフォースの方が競りやベットという仕組みもあり個人的には好きですが、その複雑さをそぎ落とした非常にシンプルなつくりになっていていいゲーム。一番の肝は、相手をいかに進ませないかと、どのタイミングで抜き去るか。1位になるとMAXスピード使用不可が結構効いてきて、ボディーブロウのようにじわじわダメージとなる。また、カードの使用バランスを間違えると、相手に行く手を妨害されて、無駄に終わる。最悪リタイア。

 

シンプルなゲームの中にある、最低限にまでそぎ落とした駆け引きにはおすすめです。意外と大人だけでも盛り上がると思います。

 

キュージェット(Q-Jet)/メビウスゲームズ/Wolfgang Riedesser
 

 

ナンバーナイン/NMBR9

人数:1~4人

時間:20分くらい

年齢:8歳~

発売:2017年

作者:ペーター・ヴィッヒマン

評価:私⇒S 相方⇒A Mr.Jr⇒A

 

先日行ったボドゲカフェで遊んだゲーム紹介の続き。今回はタイル配置パズルゲームの『ナンバーナイン』。実は私個人的にこのゲームの期待値がとても低かったのですが、思いのほか面白くてまたやりたいと感じたゲームです。

 

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ポップな柄の中箱。なんかテ〇リスを彷彿とさせる。

簡単なルールを。

 

〇タイルを上手く配置して、高得点を得た人が勝ち

★やること

・毎回山札からめくられたお題(数字)のタイルを配置していく。

・一番下は得点にならず、次の段から得点を得ることができる。得点はタイルの数字×そのタイルが配置された段(8×1段目なら8点。7×2段目なら14点)

・ただし、重ねるときは下の段からはみ出してはいけないand二つのタイルにまたがるように置く必要がある。

・山札終わるまでやる

・シンプル大好き

 

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最初は丁寧な土台作り。基礎が大事だよ。なにごとも。

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二つのタイルをまたぐ必要があるというのが結構曲者。

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そして現れた各自の楼閣。みよ。同じタイルでこんなに異なる。

私はどうやら、同じ条件のはずなのに、各自が異なる結果を得てそれが最終的な勝ち負けにつながるゲームが好きなようで、これは本当にひとりで「ん~」「あ~こうじゃない」「これなら・・・おっ!」みたいな独り言を言いながらやっていた気がする。あまり周りを気にせず、自分の最高傑作をいかにしてくみ上げることができるか。それを目指してたからか、不思議と1位だった。次点はMr.Jrで3位は相方。相方は個性が出るタイプは意外と苦手なようでどちらかと言うと「あぁ~」「え、そんなの無理だし」とか結構ぼやいていた。Mr.Jrが一番バランスよく取り組んでたのか、周りのプレイヤーの動向をなんとなく参考にしながら、築城していて、個性もあり知略に長け、今後の成長に目が離せない(周り見るのは少しずるか)。

シンプルだけど、初心者にはもってこい。パズルを探しているのなら結構おすすめしたい。

 

カードゲーム ナンバーナイン 日本語版

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