初心者ボードゲーム一家の備忘録

ボドゲにハマって数日の家族の備忘録

キュージェット/Q-Jet

人数:2~6人

時間:30分くらい

年齢:12歳~

発売:2004年

作者:ヴォルフガング・リーデッサー

評価:私⇒B 相方⇒B Mr.Jr⇒S

 

名作『アベ・カエサル』のシステムをそのまま踏襲して近未来にぶち込んだレースボードゲーム『キュージェット』をボドゲカフェで我が家でプレイしました。

 

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少し小ぶりの中箱。近未来のデザインってみんな似てるよね。

簡単なルール紹介

〇コースを3周より早く回ったプレイヤーの勝利。

★自分の手番にできること

・自分の手札から1枚の数字カードを出し、その分コマを進める。以上。

★いろんな制約

・トップをいくプレイヤーはカードのMAXスピードに該当する「6」のカードは使用不可

・ピットインを必ず1度しなければいけない。

・一つの枠に1台のみしか入れないので、前が塞がっていたら進めない。

・ゴールせずに自分のカードが尽きたらリタイア扱い。

 

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セットアップ。大きく感じるが意外と小ぶり。

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コース取りはレースの世界ではやはり戦略のカギ。

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最後の切り札6で追い抜き私の勝利。珍しい。

Mr.Jr「あぁ!!悔しい!もう1回やろうよ!もう1回やろうよ!」

相方「うちにダウンフォースあるし、せっかく来たんだからもっと(私)を完膚無きままに叩き潰せるゲームしようよ」

私「他のゲームをやりたい理由に悪意しか感じられない・・・」

相方「というより、最後に6で追い抜くとか、ほんと負けた人間からすると、腹が立つ!せっかく勝ってたのに、6使えないから、歯ぎしりしてはがすり減った」

私「マウスピースでもしてはいかが?」

相方「喧嘩売ってるのか?」

Mr.Jr「いくら?」

私&相方「そういうことじゃない?」

Mr.Jr「100円?」

私「よし、売ろう」

相方「こんな奴に負けたのか・・・」

 

ダウンフォース』というレースボードゲームもあるのですが、それとシステムは似ている。ダウンフォースの方が競りやベットという仕組みもあり個人的には好きですが、その複雑さをそぎ落とした非常にシンプルなつくりになっていていいゲーム。一番の肝は、相手をいかに進ませないかと、どのタイミングで抜き去るか。1位になるとMAXスピード使用不可が結構効いてきて、ボディーブロウのようにじわじわダメージとなる。また、カードの使用バランスを間違えると、相手に行く手を妨害されて、無駄に終わる。最悪リタイア。

 

シンプルなゲームの中にある、最低限にまでそぎ落とした駆け引きにはおすすめです。意外と大人だけでも盛り上がると思います。

 

キュージェット(Q-Jet)/メビウスゲームズ/Wolfgang Riedesser