ザ・マインド/The Mind
人数:2~4人
時間:15分くらい
年齢:8歳~
発売:2018年
作者:ヴォルフガング・ヴァルシュ
評価:私⇒S 相方⇒A Mr.Jr⇒B
先日行ったボドゲカフェで遊んだゲーム紹介の続き。今回は会話もジェスチャーもできない高難易度の協力ゲーム『ザ・マインド』をプレイしました。
ルールは簡単ですが、これが難しい。
勝利条件は、各自配られた手札を、昇順になるように順番に場に出すことができたらクリア。ちなみに出す順番はなく、どのタイミングに出してもいいが、誰かが自分の持っているカードより大きい数字を出してしまった時点でそのレベルは終了に。
これだけ。
レベルに応じて全員の初期手札が異なる。レベル1は1枚。次は2枚と徐々に難易度が上がる。ミッションに失敗したら、全員共通のライフが減り、ライフがすべて無くなったらそこでゲーム終了。という感じ。
ただし、会話厳禁、ジェスチャー厳禁。そのためできるのは場の空気を読むことと、アイコンタクト。くらい。
お分かりいただけたろうか…。これ。激ムズです。
私「じゃあここからは、会話・ジェスチャー厳禁ね。ゲームスタート!」
私&相方「・・・」
Mr.Jr「( ^^) _~~(58のカードが場に出される)」
私&相方「( ゚Д゚)!?(はやっ!そして終わった!)」
Mr.Jr「( *´艸`)(ふふふ~ナイスプレイ~)」
私&相方「空気とか読む気ねぇ~~」
・・・。はい。我が家はレベル1はおろか、瞬殺でゲームが終わってしまったこのゲーム。その後2,3回やりましたが、相方即出し。私遅すぎ。などの原因によりレベル1ですら攻略ならず。このゲーム。本当に単純でインストも簡単。じゃあいざやってみると、これが難しく、空気なんて全然読めない。というか空気ってどう読むんだ?と思うくらいに難しい。我々人間が如何に言葉によるコミュニケーション依存し生活しているか。そして、空気を読む行為ですら言葉の意味、イントネーション、会話の流れという部分から察知して空気を読んでいることに私はこの時気が付き、人間においての言葉の偉大さをまざまざと痛感したわけでございます。
そしてそんな感嘆に浸っている間にも、Mr.Jrと相方は「なんで空気読まないんだよ!」と私を叱咤激励するのでありました(激励ではないか)。
非常に癖になる、良質なライトゲームだと思います。ただ、日本語版が手に入りにくいのと、輸入盤もなんだか密林で販売されているものが怪しい気がして、なかなか手に入れることが難しいそうなのが難点ですが・・・。